ある新聞社主催のカルチャー教室、小説の会で医者の妻艶子に出会う。私は
k大文学部で人生美学論を教えている。
8月の暑い日、私のマンションに艶子を呼ぶ。ソファーに座った艶子の後ろ
から私は彼女を抱きしめキスをする。無意識に期待してたのか艶子は催眠術
にかかったように私の胸になだれこむ。先生のこと大好き、小さな声で艶子
はささやく。私は艶子の手をとって寝室へつれていく。彼女を布団の上に横
たわらせる。艶子はティーシャツとジーンズのスタイル、私は肌にピッタリ
としたジーンズをゆっくりと脱がせる。まるで父親が小さな子供の面倒を見
るような光景である。艶子の白いパンティーが割れ目に食い込み白い肌に溶
け込む。とても妖艶である。私は艶子のティーシャツを脱がしパンティーの
中に筆まめのある指を入れる。パンティーを脱がし蜜に溢れた艶子の花びら
にキスをする。艶子の身体に電流が走る。次に彼女の乳房をしゃぶり、清純
な鎧を脱いだ恍惚の艶子の口の中で舌をからませる。先生大好き、艶子は私
に強くすがりつく。艶子の花びらの中に私の燃える指がジャングルをさまよ
うように入り込みながら熱い思いを唇を通して艶子に伝える。
先生早く私の中に入ってきて・・・・私は艶子の身体の高まりを知りながら
じらす。私は魔術師のように艶子の身体の向きを変えながらエクスタシーの
極致へ導いていく。恍惚の体感を彼女の身体を弓なりにさせ嗚咽させながら
受け入れさせる。私は交じり合った過去の女性の中で艶子ほど反り返って恍
惚を表現してくれた女性はいないと誉める。カルチャー教室で18人目の女
性である。私の妻はW大文学部でフランス文学を教えてる。
私はフランス文学の翻訳で毎日夜遅くまで仕事し疲労こんぱいだが、死ぬ覚
悟で全エネルギーを艶子に投入する。60歳過ぎた私が35歳の美しすぎる
艶子と愛の交わりができたこと、あの美しい花びらに私が溶け込むこと出来
たこと、明日死すとも悔いはないと思う。