２

ＳＮＳで知り合って半年。二人のお互いを思う気持ちは、日増しに強くなって
いった。忙しい合間に車から電話を入れる。車を道に着け話す。初めて会って
から二週間。二人にとっては永遠の時が過ぎたかのように思えていたある日。
彼女から「今日はフリーなの、そちらに行こうかしら」とメールが入った。

私は特別休日というわけでもなかったが、「２時間くらいの空白は作れる」と
返事を返した。「じゃ、ホントに行っちゃうよ」と返事が来た。彼女は初めて
の地方都市、慣れない電車で遅れてやってきた。それだけにもう既に顔に待ち
きれない様相が漂っていた。

どこか観光するかいと尋ねると返事をしない。ニヤリとして決めていたホテル
に即行した。ホテルのエレベーターは、蛍光ライトがきらめき、彼女の着てい
た白い靴、薄手のカーディガンが白く反射する。部屋の扉を開けるとファンフ
ァレーのように音楽が流れた。

ビックリしつつも中にはいるとソファーになだれ込み、お互いに抱きつく。き
つく両手が背中に回り唇が不要のように舌がからみつく。貪りあいベッドに移
動しようとしたら、私のシャツに彼女の口紅が薄く付いているのに気がつい
た。すぐに脱いで、彼女が洗いに行く。

ふたりで服を脱いで、下着姿から再開。私は黒のＴ、彼女は、紺のサテン地。
舌がからみ、いつの間にか二人とも何も纏っていない。彼女はどこを触っても
反応し、もだえてくれる。全身が性感帯と化したようだった。

少しふくらんだ乳首を咬み転がす。別の乳首は指でなで回す。腰には分身がと
ころかまわずカウパー腺液をまきちらしつつ彼女のモモから腹にかけてを刺激
していた。ずり下がるとちょうどの位置になった。分身は意志を持って彼女の
突起を刺激する。

「あぁん、あぁん」彼女のかわいい声がこだまする。ヌルッと入りそうになる
のをかわして、さらに下にずれる。頬を足の付け根にこすりあげ、舌でうっす
らと内側を刺激する。下から上に下から上に。中心を外した攻撃に悩ましい声
を連呼する彼女。

時折チョロッと突起に触れる。「あぁぁ」そして、その何度かに一度、ヌルッ
と中に入れる。「あああぁ」さらに声が大きくなる。そして、突然我が分身が
突撃。そのときの声は表現できない。分泌液が潤う彼女のひめは我が息子を快
く迎え入れ、中がわなないている。ミミズ千匹というのか、多くの突起が吸い
付く。

心地よさに一瞬我が身を忘れそうになる。快感に酔いしれて、イザ出陣。浅く
浅く深くを繰り返す。抜いては入れ抜いては入れ。ひめはヒクヒク小躍りする
ように息子に歓喜して踊り、吸い付く。息子は奮い立って強度を増し、右左、
上下と攻撃を繰り返す。そして、長い時を経て我慢の限界を超え、彼女のお腹
に息子は悦びを表現した。

お互いに唇が近づき舌がからむ。愛おしいかぎりに舌を味わう。こうして出会
えたことにただただありがたいと思える二人の邂逅。それから二人で風呂に入
り、まったりとした愛情の確認をして、別れを惜しんだ。

巻きスカートにタンクトップ、それに薄いカーディガン。スレンダーで長身の
彼女はとっても日本女性とは見えない。中東のお姫様のような雰囲気で、颯爽
と歩く彼女をベッドで乱れさせるのは、今のところ、私だけである。それが、
目下の私の誇りである。