送別会の帰りに

去年の3月、転勤に伴って送別会が行われた。自分は転出の対象者で送別され
る側だった。

自分の職場には子供たちがたくさんいる。人妻というのは職場にいるたくさん
の子供の親である。私が32歳、相手は33歳。

その母さんとは、事が起こる2年前からの付き合いがある。もちろん子供を通
しての一人の親としてだが。

送別会の帰り道、二人で同じ方向へ歩いているとき、なんだか言いたいことを
言えずにいる彼女がいる。伝えたいけれど、言ってはいけない内容だという。
彼女には家族があるし、私にも家族がある。だから言えない。

ここまできたら、私に好意を持っていることは容易にわかった。どうしても彼
女の口からそう言わせたくて、いろいろと話を振ってみた。

「あなたのことが好きです。」
ようやくそう言ってくれた。そう言われてうれしくない男はいない。

その夜は頬にキスしたり、髪をなでたり、体を抱きしめたりしただけだった。
当然、互いの性欲は満たされることなく時間は過ぎていった。

いつか、この人を抱くことができたら…。
そう思った3月でした。

思ったよりも早く再会することができた。あれからたった1週間後にその日は
来た。
彼女は車を飛ばし、私に会いに来てくれた。
この日はホテルに行くことももどかしく、車の中で愛し合うことになった。田
舎の道路に入り、辺りに車が通らないことを確認して抱き合うことに。

はじめはキス。今回は口と口。舌を入れると始めは少し抵抗していたが彼女も
それに答えるように舌を絡めてきた。ねっとりとキスを楽しむ。
服の中に手を入れるのには時間はかからなかった。ブラウスの中に手を滑り込
ませ、ブラのホックをはずす。Ｂカップくらいのきれいな胸を優しくなでまわ
す。子供を生んでいるのに、乳首は小さくピンとたっていた。指でこりこり触
っていると「あっ」と小さく声を漏らす。

ズボンのベルトを取り、一気に脱がす。下着の中に手を入れると、少なめのヘ
アの中でねっとり湿っている膣が私の手を待っている。割れ目に指を這わせる
とまた「あっ」と声を漏らす。そんなに触ってはだめ、と言いたいのか恥ずか
しいのか私の手首をぎゅっと押さえる。それでも、陰部をいやらしく触り続け
る。

ここまできて最後まで行かないことはない、と確信して割れ目に指を入れる。
ぬれた膣はすっぽり私の指を飲み込んだ。「あっあっ」と声が漏れる。指を動
かすたびに彼女の体は熱く、びくびく反応していた。

狭い車の中であることと、やってはいけない相手と抱き合っている背徳心から
いっそう燃えた。

私も服を脱ぎ、びんびんに勃起した愚息を彼女の口へ持っていく。恐る恐るな
め始める。「大きすぎない？」旦那のものよりも大きいようだった。口いっぱ
いに含んでもらった愚息は中ではじけそうになったが、ここはぐっと我慢し
て、彼女の膣へ入れさせてもらう。

しっかり者の彼女だがこの日は急いで出てきたらしくゴムがない。子供ができ
ては困ると、生で入れることにだいぶん抵抗した。だが性欲には負けられな
い。彼女は嫌がりながらも愚息を穴へ受け入れる。ぐいぐい腰を動かすと声を
殺してよがる。体をくねらせ私の背中をぎゅっとつかんでくる。「あっあっ」
と我慢しながら漏れる声にいっそう興奮する。

ぬるぬるの膣はとても気持ちがよく、射精までにはそれほど時間がかからなか
った。私の精子は彼女の腹の上にぶちまけた。あせってティッシュで拭く彼
女。車内に飛んでいないか心配している。

出会ってから2年越しに実った愛である。彼女はこうなる日をずっと望んでい
たようだ。また近いうちに会おうということを約束して、この日は帰宅した。

彼女とはその後も連絡を取り合い、関係は続いている。互いの家族に知られる
ことなく、ラブホテルや車の中で体をむさぼりあっている。

この日のカーセックスのほかにも、車の中でのフェラチオやアナル攻めなど自
分で思い出すだけでも興奮する出来事があるので、ご希望があればまた書かせ
ていただきます。