やきそばの思い出

熟女、年上人妻マニアでいろんな体験、時には妄想加えたを投稿してきました
が、1つだけ、しんみり心に残る体験が俺にはあります。ちょっと気が向いて
投稿します。
幼馴染で同級生の友人に９歳上の姉がいました。友人、俺の両親は共稼ぎ。
友人の世話は、そのねーさんが。中学の時、俺の昼飯はいつも購買部のパン。
友人から聞いたねーさんは俺の分の弁当まで。以来卒業まで弁当を。
俺らが高校に入った頃、ねーさんは結婚し、自宅下を改造しお好み焼き屋を始
めました。
友人はいつも手伝いに借り出され、俺もねーさんが大好きで、初恋の気持ちも
もっていて率先して手伝っていました。俺の担当は焼きそばでした。ねーさん
の為、気に入られる為、俺は自分でも驚くほど研究と勉強を重ね、中華料理屋
を経営する別の友人の親父さんにも教えを請うぐらいでした。俺の作る焼きそ
ばは美味しいと評判をとり、ねーさんに焼きそば隊長を命ぜられ、以来卒業ま
で。ねーさんに対する思いは募るばかり・・
ご自宅に自由に出入りできるのをいい事に、下着など・・。そして２０歳の時
にねーさんに告白、関係を迫りました。ねーさんは決してＯＫしなかったが、
あとで強姦として告発されても一切言い訳出来ないほど半ば無理やり・・。で
もねーさんは俺の気持ちを知っており、弟のような長年の関係から、許してく
れていました。やさしいねーさんでした。
ところが、彼女はある病気で急逝・・３１歳という若さでした。友人も俺も出
棺の最後まで気が狂ったように泣きじゃくって、ずっと墓参りも続けてきまし
た・・・・・。

昨日の休み、朝９時頃、子供に「お母さんがいない」と起こされ、台所のテー
ブルを見ると「用があって実家に行きます。子供の世話お願いね。あと遅くな
るから昼と晩御飯も済ませてね。台所散らかすぐらいなら、外食してね♪」と
いうメモが。
結婚して一度も料理をしたことがない俺。昼、子供をファミレスへ連れて行く
とき、今は１００円パーキングになってる、ねーさんのお好み焼き屋さん。
ファミレスで食事中、夜は焼きそばを子供に・・そう思い立ち、当時の記憶か
ら買出しに出、麺などは仕入先が遠くに引っ越しており、けっきょく子供がう
な垂れるくらい、買出しに４時間を費やした。よるホットプレートで焼きそば
作り。子供が「おいしいね～～～～」を連発。二人とも馬鹿みたいに動けない
ほど食べ、寝そべっているところに妻が帰宅。
「えっ、なに？二人とも・・ごろ～～～んって寝そべって」と。「食べすぎて
ね」というと、妻が「え、なに作ったの？」といいながらホットプレートの蓋
をあけ、
「あ、やきそば！あなた作ったの？ちょっと食べていい？」 「どうぞ」
嫁さんは「あらぁ～～これ美味しいね」と残り全部食べ、「いや、これお世辞
抜きで美味しいよ！暖かかったらもっと美味しいかも・・また今度つくって
ね。こんなの作れるって知らなかったわよ」

そりゃそうでしょう・・。
そんなことがあり、昨晩、ねーさんのことを久しぶりに思い出し古いアルバム
を探してめくると一枚の思い出の写真。
その写真は、ねーさんの店の前でふざけてお好み焼きをやくヘラを振りかざし
ている友人が座っており、横に焼きそば食ってる俺が座って、二人の後ろに立
って俺らにゲンコツくれている満面の笑顔のねーさんがうつっている写真でし
た・・。

そんなことがあり、なんとなく投稿してみました。ちょっと興奮のない湿った
感じでしかも長くなって申し訳ないです。