その後年月が経過して数回の引越しに出産などを経て私達は中年になりました。
性的な交わりも会話も極端に減り、レス状態になっていたのですがある日のことでした。
子供達はまだ上が幼稚園児だったころです。
夜中に帰宅して皆寝てると思い静かに玄関を入りました。
中からは女房の悩ましい声にモーターの音がしてました。
耳を澄ますと。
「あ~ぁ~、いや~、やらしぃ~、気持ちいい~の~ダメ~」と言う言葉の羅列と喘ぎが繰り返されたのちに激しく果てていました。
部屋へ入るタイミングも見つからず覗き魔と化していた私は、興奮していました。
女房はひと休憩を終えて浴室へ。
部屋の中はディルド、デンマ、電車がプリントされたラベルのDVD、スマホ、試供品と書かれてある暇閉じの封筒、A4用紙などが散乱してました。
BDとTVの電源もそのままでしたので、再生してみると、テーブル上にあったものとは別にすでに挿入され再生されていたと思われるものが映像で流れました。
デカモロチンのソロ擦りからの射精シーン。
シャワーが止まる音に続き浴室ドアが開き再び閉じる音に我に返り慌てて元に戻して一度外に出ました。
ファミレスで食事をしつつ考えていました。
あのてのものは何年も前に似たようなことがあった。
あの時は頻繁に相談され被害届けも出しに行ったことがあった。
その頃のものは捨ててあるし、何回も引越しをしているうちにそんなものは見当たっていなかった。
たくさんの憶測が頭の中をよぎりましたが、まとまる事もないまま、家路に着きました。
部屋の中は真っ暗でした。
翌朝の女房は普段通りと言うか、いつもより少しテンションが高く地味な女房の笑顔を久しぶりに見たような気がしました。
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