絵莉の身長は高い方だと思っていた。
胸もお尻もボリュームがあるほうだと思ったが、
実際に抱き上げてみたら意外に軽かった。
こんなに女の子の身体って軽かったっけ?と
ふと妻と付き合い始めた頃のことを思い出していた。
最近、妻はとは身体的接触はない、いわゆるレスである。
妻は年齢の割には若々しく、最近は妖艶さに
磨きがかかってきているので、外に男がいるのかと思う。
そういえば、下着も随分とエロいものを持っていたような気がする。
若い頃は自分が成長するのが楽しくて
トレーニングと数学の勉強にあけくれ、
教師になってからは生徒たちが成長していくのが楽しくて
頼まれれば休みの日も学校に出てきて、いい先生を演じていた。
妻はほったらかしだった。
今のような関係になって、自分の性格もあって
もう一度向き合うことはできなかった。
絵莉から妻が怒らないかときかれて
つい本音が漏れた。
「若い頃だったら、きっと嫉妬で怒鳴られたかもしれないね。
今は、どうだろう。自分が伊東先生みたいな若い先生と
こうやって呑んだ後、二人で話しているなんて、
想像もしないだろうし、知ったとしても嘘だと思うと思うよ。」
若い絵莉が、生徒の指導に一生懸命になっているのは
とても眩しいが、プライベートは大切にしてもらいたいと
心の底から思った。
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