後ろ手の縄をほどかれ、代わりに手錠をかけられる。
足首に足枷用のバンドを付けられ、ストッキング以外は何も着させてもらえないまま、リードを引かれて部屋を出される。
「や、やめて...外は…」と小さく抵抗するが、もう遅い。
マンションの外に出た瞬間、冷たい夜風が全裸の肌を撫でる。
ストッキングだけが足に張りつき、ヒールの音が妙に大きく聞こえる。
すれ違う人は少なかったものの、後ろの方から
「あれっ? 裸の女が引き回されているんじゃね」
という声が聞こえ、耳まで真っ赤になる。
行き着いた先は公園の外灯の下。
一度手錠を外され、すぐに外灯の支柱に腕を後ろ手に回されて再び手錠をかけられる。
足枷のバンドに棒を固定され、肩幅以上に足を開かされた瞬間、秘部が冷たい空気に晒されて震える。
リードを短く固定されたまま、相手の気配が遠ざかっていく。
「......」
疲労と、何度もイかされた余韻でまぶたが重くなる。
いつしか意識が途切れ、外灯の下でうたた寝するように眠ってしまう。
どれくらい経ったのか。
足元で小さな物音がして、ゆっくりと目を開ける。
……そこには、少年から老人まで、蟻の群れのように男たちが群がっていた。
手に手に携帯電話を持ち、レンズを自分に向けている。
ストッキングだけの全裸で、外灯に照らされ、足を大きく開かされて拘束されている姿を、何十もの視線とカメラが貪るように見つめている。
「……あ......」
あまりの視線の多さに、思考が真っ白になる。
声も出せず、ただ呆けたようにその光景を見つめるしかなかった。
(このまま放置していただいても、誰かに触らせていただいても構いません)
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