意識を奪われアジトに運ばれたピンク。
両手首を合わせた状態で天井から吊るされ、足首にもそれぞれ拘束具をつけられ、開いた状態。力無く項垂れた顔からはマスクが奪われており、髪がアヤの表情を隠している。
「ん……」
しばらくして、目を覚ます。
見覚えの無い内装の部屋、身動きが取れない状況に気付き、目を見開いた。
「あ、あなた……さっきの!ここは何処…離してっ」
怪人がヒーローを攫うだなんて想像もしていなかったアヤは、驚き抵抗を見せる。しかし、ガシャガシャと拘束具が音を立てただけで意味はなさない。
【わかりました。
ラウルさんと渚マコトさんは同じ怪人で、本来の怪人の名前と、人に擬態するときの名前があるということですね。】
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