入室して来た悠木・田中両巡査に、一瞬視線をやるが直ぐに前を向く黒瀬と青山。
立ったまま挨拶を終えた結城と田中両命に対して
「悠木巡査に田中巡査、お呼び建てして申し訳ない。」
口では申し訳ないと言っていながらも、そのような感じは全く感じない口調
「新人研修の時?○○警察署で??申し訳ないが覚えてないな…人に会うのが
仕事という面もあってなかなか…青山君は覚えているかい?」
青山「うっすらと覚えがあるような、無いような。すまないね、田中巡査。
黒瀬警視長そんな事より、早速始めないと。」
田中「(消え入りそうな声)そうですよね。(万が一にも覚えて貰ってるかも
とか思った俺が馬鹿だった…雲の上の人が俺の事なんか…)」
「そうだったな、では○○署長に□□副署長、君達は他に仕事もあるだろうから
外してもらって構わないよ、用事があるときは内線を鳴らすから。」
署長「し…しかしですね。(このまま悠木君とドン介二人にしたら、本庁の
お偉いさんに何告げ口されるか分からんし…)」
副署長「そうですよ。この二人が何か粗相でもしでかしたら…」
「私は君たちに席を外せ、部屋から出て行けと言ってるんだがね。」
署長・副署長「ヒィ…では何かご用事がありましたら、お呼びくださいませ。
直ぐにはせ参じます。ハ、、ハイ…」
ドスの効いた黒瀬の言葉に、肝を冷やした署長・副署長は一目散に部屋を後に。
「さてと。」
悠木・田中両巡査に向き直った黒瀬は、署長・副署長に放った口調とは打って変わり
穏やかな口調で、
「悠木巡査にはいつも過ごしているこの署内の問題点、田中巡査にはいつもは
交番勤務だからこそわかる、外から見たこの署の問題点を忌憚なく話して
もらいたいと思ってね。
田中巡査、あの時は本当にお世話になった。あの場で私が君のことを覚えていると
言ってしまったら、これから先の君の立場に影響が出てはと思い、あのような言い方を
してしまった。」
青山「田中巡査、私も当然覚えてますよ。研修の最終日には慰労会まで開いてもらって
本当にお世話になりました。
取り敢えず昔話はこんなところにして、何か言いたいことはありますか?
特に悠木巡査、君は受付で高校生らしき学生三人からセクハラまがいなことをされ、
先程も□□副署長からお尻を触られるセクハラ被害を受けていましたね。
他にも色々とセクハラやパワハラを受けているのではありませんか?」
真正面から悠木・田中両巡査を見据える黒瀬・青山だったが、その実黒瀬の視線は
悠木巡査の身体を嘗め回している。
「(堪らなくいい女だな、この悠木って巡査。正面から見ると胸がはちきれんばかり
なのが良くわかる。ひん剥いて縛り上げてみたいものだ…経験は無いかあったとしても浅そうだな。)」
青山「(翔ちゃん、やけに無遠慮に悠木巡査の身体見てるな。それだけどストライクだったってことか。これだけ可愛けりゃ恋人いそうなものだけど…悪い癖出なければ
いいんだが…)」
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