※翠ケ丘警察署近くのカフェ※
先輩女性警官「鈴、本当に行っちゃったよ。」
後輩女性警官「黒瀬さんも青山さんも本当、男前でドン介なんて足元にも及びませんよね。」
同僚女性警官「鈴のこと黒瀬さんと青山さんのどっちが本気で狙ってると思う?」
など行きつけのカフェでヒソヒソと女子トークに花を咲かせている。
※翠ケ丘警察署裏裏チャット※
【今ごろ鈴は黒瀬警視長に喰われてる頃か?w】
【私、ドン介さんしか知らないんですとか…、言っちゃってたりして?草】
【りんりんがそんなこと言わねぇよ、言うとしたら『こんなキス初めてです』とかだろう。草】
【それも言わねぇよ!キスされて顔赤くしてトロ〜ンとした目で見上げた鈴の顔を見て冷徹黒瀬警視長の理性が崩壊……とかな?草】などなど
※◯◯◯マークタワー&エスカレーター前※
(やっぱりお二人とも格好いいからモテるんだろうなぁ〜、お二人とも絵になるものね。黒瀬さん、一年も彼女さんが居ないなんて意外かも
先輩たちが知ったらきっと放っておかないだろうなぁ……。)
すでに先輩後輩たちは鈴がロックオンされてると思って諦めている。
青山が足を止めポケットからスマホを取り出し(鈴には解らないが)わざとらしく画面を見て大袈裟な声を上げる。
青山「あっ!…今日って◯曜日か、やっちまったわ!ヤバい、今日落とす予定だった娘と◯◯◯駅で19時に待ち合わせでディナーだった。笑
折角、翔ちゃんに奢ってもらう気満々だったんだが残念。笑
浮いた分、悠木さんに良い物ご馳走してあげて…、翔ちゃん、お酒が入ると一段とエスコート手慣れてるから安心して甘えちゃって、じゃあ、お先に!」
そう言って手を振り風のように走り去る青山。
青山を目をぱちくりして見送ると隣に立つ黒瀬を見上げ小さく微笑んで。
「ふふっ、静と動って感じのお二人ですね。(青山警視正、帰られたからお食事はなしかなぁ……、私、今残念に思ったよね…。
何でだろう?私まだ田中さんと付き合ってるのに…、こんな気持ちになるなんて…、(ブンブンと首を振る)違う、違う!
頼りになる上役ともう少しお話したいと思っただけ!うん、そう、そうよね。)黒瀬さん、今日はお付き合いいただき有難うございました。」
青山も居ない、帰るつもりで丁寧にお辞儀をする。
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