娘から好きな人が出来たと言われてる気がしてきた。
(・・・っと、卒業式?卒業式って高校の時の?
それで、泣いてたもも香ちゃんの頭を優しく撫でてくれた・・・?
まさか、女性?もも香ちゃんて、そっちなの?
・・・ッん、友達のお父さん? お父さん・・、よかった、男性だ。ノーマルで良かった・・・・?
・・・ッへ? 卒業式に頭撫でられたって、俺以外はどこでだろう?まさかね。)
大きな目が私を射抜く様に見つめている。
『それは、それは卒業式の日に、家の近くとか、誰かに呼び出されてってこと・・・・?
(何とかして、自分以外で頭を撫でた人を探そうとしている)
いや、違うな。
友達のお父さんて、あっ、もも香ちゃん、ひとり親だからその人に父親像を重ねて見てる?』
絶対に、俺ではない、俺であるはずがない。
キッチンに立ち、水を一気に飲んで落ち着く。
ふぅと一息ついて落ち着きを取り戻し、もも香の方に顔を向ける。
もも香はまだ、真剣な眼差しで俺を射抜いたままだった。
【ご飯を食べ終わってからだと思っていたので、慌てました。
おじさんの慌てぶり、自分以外の誰かを一生懸命に頭を動かし考えてみました。
卑怯というよりは、女の子らしいですけど,ズルいです。笑】
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