お行儀良く中断した食卓に少し罪悪感を覚えながらも、勇気を出して話を続けます。
「んー……知らないです、たぶん気付いてないと思います。」
知ってたら、きっとこんな質問しないから…
「ほんとですか?うまくいきますかね…?」
なら、私の気持ちに応えてくれる?
「えっと……卒業式の日に、泣いてた私の頭を撫でてくれて…すごく優しくて、大人で、料理も上手で……」
あの時のことを思い出します。
「友達のお父さんなんです」
ここで自分のことって思ってくれるかな…?
そんなことを思いながら、にこっと口元に微笑みを浮かべて大きな目で岳英さんを見つめます。
【ちょっと卑怯な告白ですね、ごめんなさい】
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