『おっと、風邪ひいたかな?
その濡れてる服も脱いだ方がいいんじゃ・・・・。
いま、暑いシャワーを出してきて、その間に風呂にお湯を張るからちょっと待ってて。』
急いで、風呂場に行き、湯張りのスイッチを押す。
シャワーの詮を捻り、熱さを調節するとリビングに戻り、
『ほら、こっちにおいで、すぐに濡れた服を脱いでシャワーを浴びて、湯船に入って温まりなさい。
わかった?』有無を言わさぬ凄味があった。
タクシーの中ではずっと手を握っていた。
もも香がチラチラ見てたのはわかっていたが、気づかぬふりをした。
そして今も、有無を言わさずにリビングからバスルームへともも香を引っ張っていく。
『風邪なんか引かせでもしたら、お母さんに申し訳ない。
遠慮なんかしないで、入って、温まって。
いい?』
コクンと頷くもも香に、ニコッと笑い
『湯船に入ったら大きな声で百まで数えて出てくるんだよ。
着替えは、あとでおいておくから。さあ、はいって。』
脱衣所にもも香の身体を押し込む。
またしてブラの感触が、手に残る。
さて、着るものを探さなくては。
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