>美春は今日学校ですか?の問いに、
『ええ、そうです、家を出さえすれば親の目が届かないから羽を伸ばしてるのでしょうね。
学校に行ってるのか、どうかも。』
自嘲気味に笑う。
『もも香ちゃんは、まぁ、もも香ちゃんのことだから真面目に行ってるだろうけど、
勉強、大変でしょう?でも、たった4年間だから頑張って。
さあ着いた。』
家の玄関前まで、二人で駆け込む。
外の電気は付いてるが、中はオレンジ色の常夜灯だけだった。
『誰もいないみたいだけど、さあ、遠慮しないで入って、入って。』
玄関の電気を付け、薄手のシャツの背中を押す。
ブラの感触が指に伝わったが、気にしないようにした。
リビングに行って電気を付け、もも香にバスタオルを渡す。
『ほい、濡れてるとこ拭いて。』
俺はキッチンに行きお湯を沸かす。
『温かいモノ、お茶か紅茶か、コーヒー、どれがいい?』
と気さくに聞いた。
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