「……よく耐えたな、麗奈」
久遠の声には満足感が滲んでいた。
呼吸を整えようと荒い息を繰り返す麗奈の目の前で、久遠は薬棚から冷却効果と化膿止めを兼ねた透明な軟膏(ワセリン状のクリーム)を取り出す。
手袋をはめた指先で、赤く勃起したままのクリトリスへと軟膏が塗布される。
薬効による一瞬のひんやりとした感覚も束の間、穿たれたばかりの穴に鎮座する重厚なステンレスリングが擦れ、かえって過敏になった神経へ甘い電流となって伝播していく。
包皮に戻ることを許されないクリトリスは、指先が触れるたびに淫液を溢れさせた。
同じように乳首、鼻中隔へも軟膏を塗る。
「触って確認したくなるだろうが、余計な雑菌を入れるわけにはいかない。……当面は、その手も大人しくさせておく」
久遠は拘束椅子からいったん麗奈を開放したがすくに、麗奈の両腕を背後へと回させると、用意していた柔らかな麻縄を取り出した。
手首を交差させ、肘の上まで手際よく巻き上げて縛り上げる。高手後手縄の完成だ。
胸を強制的に張り出される形に縛り、さらに細い紐を加えて、乳首周りを絞り出すようにする。
先ほど以上に膨らみきった勃起乳首が、空気の揺らぎにすら反応してピクピクと熱く疼き出す。
「痛みは直におさまるはずだが、傷は少しの間残ってしまう。疼いて自分でいじるとピアスホールの安定が、遅くなってしまうからな…お前のための配慮だ。……さて、次は後ろのはずしてあるアナルプラグの準備だ」
久遠の視線が、これまで排泄のために取り外されていた、無防備なアナルへと向けられる。
トレーの上に置かれているのは、これまで挿入されていたものよりも一回り太く、圧倒的な質量感を持つステンレス製の大型アナルプラグ。冷たく滑らかな金属の球体が、暗がりの中で重厚な光を放っている。
「さっき確認した時にだいぶ慣れてきているようだったからな、大きなサイズに変えてもいいだろう。」
そのプラグの最大径は5センチで前よりずっと重厚な物であった。
【プラグ挿入の後に夫の裕二への披露とします】
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