【プロローグ】
里穂と結婚して半年が過ぎた頃、普段の明るく優しい里穂の性格に触れるにつれ、健太は里穂に対する愛情が益々深くなっていく。
同時に、自分以外の見ず知らずの男に辱められて犯される、屈辱にまみれながら逝かされる里穂の姿を見てみたい、というドス黒い欲望が健太の心の奥底で膨れ上がっていく。
それから更に半年が過ぎた頃、健太は段々自分の欲望が抑え切れなくなる。
その日は大きな商談をまとめた営業部の打ち上げの日だった。
飲み会が進みみんなかなりお酒が回った頃、健太もすっかり酔いが回り、同期入社の悪友である水口に自分の邪な想いについて相談してしまう。
もし寝取られを実行するとなっても、イケメンで女たらし……いや、女性の扱いに長けている水口なら、1、2度自宅に飲みに来た事もある顔見知りの水口なら、里穂も寝取られを受け入れてくれるかも知れない、という思いもあった。
「なんだ、野島は寝取られ願望があるのか?」
背後から健太にいきなり声をかけて来たのは、高山営業本部長だった。
醜い容姿故に未だ独身、セクハラ発言やセクハラ行為を繰り返し女性社員達の評価は最低のこの男にだけは、大切な里穂を抱かせるなんてとても出来ないと強く思う健太。
だが何度も執拗に高山に迫られるにつれて、
『もしこのキモデブが里穂の事をいやらしい目で見たら……』
『もしこの醜いブタ面が、愛しい里穂のカラダを撫で回したりしたら……』
という不安と期待が入り混じったどす黒い欲望が、健太の心の中でどんどん膨らみ抑え切れなくなる。
(寝取られの相手がこんな醜いブタ面のスケベ親父だなんて……。
里穂には本当の事はとても言えないな。
里穂……ごめん。)
「高山部長、兼ねてより部長から何度もお願いされている件ですが……。」
※元投稿はこちら >>