学校から自宅のアパートに帰ると、玄関に男物の靴が脱ぎ散らかされていた。
部屋の中に視線を向けると、母が彼氏なのか行きずりの男でも連れ込んでいるのだろう、母のバッグや衣服が床に放り投げたかのように落ちていた。
イヤホンを外すときっと母の矯正が聞こえるのだろう、誰しも自分を生んだ母の女の部分は見たくはないし、変なことに巻き込まれたくもない。
そのまま家には入らず、来た道を戻ることにした。
結局街をぶらつき、光を求めて賑わいを見せる繁華街に辿り着く。スマホを見ると21時を過ぎていた。
制服を着た自分には場違いな気がしたが、彼氏にも連絡が付かないし友人には振られてしまったので行き場もなく、ただ街を彷徨くしかなかった。
その中で教師である博昭と遭遇する。
堅物で融通が利かないと、友人たちは敬遠しているようだが、瑠奈自身はただ真面目な男なのだと認識していた。たまに急に声をかけると虚を突かれたような表情を浮かべるのが面白いとさえ思っている。
予想通り帰るようにと指導をしてくるが、それはできないししたくない。頑なに拒否をしていると、存外融通が効くのか、それとも諦めか、直ぐ側のファミレスで話そうと提案を受ける。
「センセの奢り?やったー!ステーキ食べちゃおーっ!」と、博昭を引っ張るように店内に入った。
食事をしながら、帰りたくない、いや、帰れない理由を話す。
「ママの彼氏、かわかんないけど、男がいて気まずい。やらしー目で見てくるときもあったし、帰りたくない。」
顔を上げ、真っすぐと対面に座る博昭を見つめる。
「センセの家、泊めてよ。ホテルでもいいけど。こんなカワイイ女子高生が一人でいたら変な男に捕まっちゃうかもよ?それでもいいの?」
目の前の、自分より遥かに年上の男を試すようにニヤリと笑ってみせる。怒るか、呆れるか、それとも無視するか、どんな反応をするのか楽しみで堪らなかった。
【楽しくて長くなってしまいました。
思いの外シリアス気味になりましたが、湿っぽくしたいわけではないので。導入だけだと思います、たぶん。】
【設定】
田村 瑠奈(17)
公立高校に通う2年生。
T160-B89(G)-W62-86と女性らしい体つきをしていて、周囲からはいやらしい目で見られることが多い。
派手髪が好き・カワイイ+変な男性に絡まれない為に明るい派手髪のロングヘアーにしている。
生意気で人を小馬鹿にしたような態度をとることが多いが、本当はMで意思とは裏腹にすぐに感じてしまい、快感に流されてしまう。
彼氏がおり、当然非処女。同年代の彼氏との上手くないエッチでもそれなりに感じてしまうくらい刺激に弱い。でも「エッチってそんなもの、余裕」だと思っている。
シングルマザーの母親に育てられたが、よく母親の彼氏が家を出入りする為、友人やひとりで夜遅くまで外をぶらついていることがある。
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