返ってくる言葉に偽りを感じさせない。
必要以上に従順な言葉を求めているわけでもなかった。
経験の中で男もある程度理解していた、最中であるにもかかわらずやたらと饒舌な女は…嘘…、だということを。
その点、凛花にはそれがない。
返事のペースは落ちてもなくなることはない。
そしてあれだけ「ちゃんと」返事してきたはずの言葉たちが、急激にその数を減らす。
その事実が、逆に男を興奮させていた。
スマホの先で少女が悶え、喘いでいるのを想像する。
情報は文字だけ、普通に考えれば見えない、聞こえない、触れない、味わえないことはさほど興奮要素が大きくないような気がする。
しかし、この関係性や少女の年齢、そして言われるがままに従っているだろう、という状況がそれに匹敵する興奮を与えてくれる。
(良い状況だ…、彼氏のことを忘れていくんじゃない。
彼氏のことは頭にあるのに、他の男の事を考えているという、自覚しながらなのがとてもいい…。
勢いや「気づけば」みたいな状況じゃなく、自分で取捨選択している。
今は、彼氏ではなく…俺の事を考えたい…と。
こういう女は良い…。)
自ら選び、行動することは「我に返る」という状況が起こりにくい。
このことこそ男が狙っていたことの一つでもあった。
『本当…?本当に興奮してる…?
本当に俺に見られたいって…思っている…?』
凛花の言葉の中には、直接的に見られたいという言葉は出てこない。
あくまで見られているような気になっている、あるいは触られてると思っている、ような言葉。
それをわざわざ言い換えるのは、次への布石。
先ずは見せる行為に踏み入らせる為の、布石。
『本当ならいいよ…。
他に触りたいところがあるのなら、どこか良いか言ってからね…。
RINKAちゃんがどこを触りたいのか…、ちゃんと俺も知りたい。
触りたいところがどうなってるのかも…ね…。
本当に…興奮しているんだろ…?』
昂りがさらに募れば、初めて催促のようなメッセージも届き、男はそう答えた。
【おはようございます。
少し先の描写ですが、感じたままのお返事を頂ければと思います。
言われると、モノそのものを見ることはよくあっても、目の前で男がオナニーをする機会なんて…あんまりないですもんね。
新しい体験、なんていいモノではないですが、楽しんでいただきたい。
しばらく時系列がほとんど動かない描写が続きそうです、煩わしくなったりしたら一気に進めるのでおっしゃって下さいね。
急な変化にはRINKAちゃんが対応できないだろう、ということでじっくり目に描いていますので。】
※元投稿はこちら >>