大事なことを、大事な人を疎かにしてはいけない。
しかし人はすべてを最優先することはできない。
だから、今自分を求めているものを与えてくれる人を大事にしたほうが良い、ということ?
それは誰?友達?彼氏?……それとも、自分の本当の姿を初めて認めてくれた「宗くん」?
メッセージの送り主の意図が合っているかわからないけれど、凛花は自分の中の優先順位を初めて意識した。
友人や彼氏と話していたときに「宗くん」のメッセージを優先して、トイレに逃げ込んだ。
ほぼ毎日メッセージや動画、ストーリーズ(呟き)など、何かしらは本垢を動かしていたのに、今は止まっている。
凛花の心は無意識にその優先順位を決めていたことに気付く。良いこと?良くないこと?わからない、けれど。
『お風呂上がり…?はい、わかりました』
ゆっくり話せるように時間を作ってくれているということ?
意図がわからないけれど、拒否する理由は凛花にはなかった。それだけを送って授業に戻る。
【お気遣いの言葉、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。】
※元投稿はこちら >>