(あたしの…本当の姿の一部……。)
「宗くん」は、「凛花はこういう人間」だと決して決めつけない。いつも問いかけてくれるし、可能性を示してくれるだけ。だから凛花に秘めた気持ちを開示できるし、隠さなくていいと思える。
『学校なのもあるけど……その…宗くんに言われてして、宗くんに見られてるような気がしてた……からかも……。』
彼氏がいるのに、別の男性に許可をもらって、その男性を想って自慰をして、その報告までして…おかしなことばかりしていると凛花はわかっていて。
でも本当の凛花はこんな人間だから。せっかく等身大の自分を見てくれる人に嘘はつきたくないから。
『もう授業始まっちゃうから、またお話したいです』
最後にもうひと言送って、スマホをポケットに入れる。
慌ててトイレを出て教室に戻った。
「顔赤いけど大丈夫?」とクラスメイトに声をかけられるまで、気付かなかった。「走ってきたから」と言い訳をして授業に戻っていく。
【省略してしまったことでご心配をおかけしてすみません。
たくさん文章を書いてくださっているのが申し訳なくて。合意・了承と捉えていただけると。】
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