午前中から取引先とのWEB商談を終え、一息ついていた。
成果を残してきたからこそ許されるリモートワークも、男の都合に合わせられる部分勝手が良い。
気づけば正午を少し回ったところ。
軽く色を挟むかと、冷蔵庫を見ながらふと思い立つ。
(そろそろアプローチしておくか…。)
昨夜のことを思い出し、SNSを開く。
直近のやり取りが凛花としかないことで、メッセージはすぐに開くことができた。
『こんにちは、Rちゃん。
本当の私…、のこと、考えているかい…?』
短く、端的な言葉。
しかし、凛花のとのコミュニケーションにおいては最も大事な言葉、本当の私。
学生だという事を知っていれば今は学校にいるはず。
変に露骨な言葉を送って機嫌を損ねるわけにもいかない。
そもそも学校にスマホを持って行っているかもわからないわけだが…。
ある程度の配慮を持って、それでいて「刺さる」言葉を選びメッセージとしたのだった。
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