翌朝、スマホには通知が入っていた。
「寝ちゃってました、じゃなく…遅くなりました…か…。
その間に、ナニをしていたんだろうね…。RINKAちゃん…。」
凛花の存在が少し「今」に飽きを感じていた男に活力に変わっていくのを感じる。
凛花と同年代に相対することがなかったわけではない。
が、これほど新鮮味を感じさせ、「奪い甲斐」のある女はあまり見かけない。
露骨に彼氏に不満があるわけじゃないからだ。
彼女の行動は、彼氏への当てつけじゃない。
純粋な相談。
そんな素直で真面目な少女の「心」を彼氏から奪う楽しみは、やはり他とは比べ物にならない。
「この子の場合は…、心を先に溶かしてから…かな…。」
朝の時点では返事をすることはなく、様子を見た。
午前の内に追伸があればもちろん返答するつもり、なければ午後あたりを見計らって。
少し間を設けることで、自分は特別と思わさることはなくあくまでその他の女の子の内の一人感が抜かせない。
それでいて、要所でアプローチ。
返事は怠らないことで、少女のまだ幼い心を縛り付けるように振る舞う。
心を奪う行為が…ゆっくりと動き出していく。
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