思った以上に話題が変わらない。
確かにこちらもその話題を終わらせようとはしなかったが…。
とはいえ、そこまで掘り下げたいものなのか…。
『それは危なかったね…。
最近は痴漢とか盗撮とか、そう言う犯人を見つけても無関心を決め込む人が多いから。
勇敢な人がいてよかった…。』
(撮られそうに…なっていたのか…。玲ちゃんも…。
それはそうだよな…、同じ男として…覗いてみたくなる体型をしている。
盗撮犯の気持ちがわかる…なんて言ったらどう思われるか…。)
『変ということはないけど…。
当然じゃないかな…?百瀬だって、玲ちゃんが心配で口うるさく言うんだと思うし…。
重ね履き…っていうのかい?
それだって、覗かれるとか、下着が見えてしまう事を避ける為の履き物なんだろ…?
だったらやっぱり履かないといけないんじゃないかな…?』
当たり障りなく返しているはず。
しかし、少女の好奇心混じりな言葉たちに感化されるかのように、男も会話を広げてしまう。
『玲ちゃんにとってはスカートの中は別に必死に守るものじゃない、っていう感覚なのかな…?
犯人がどうだったかわからないけど、見られたくないものだから覗きたい、みたいな気持ちはあったんだと思うけど…。
下着が見られるのは…平気なのかい…?』
と、玲の羞恥心、性的な嗜好の部分に少し踏み込んでしまう。
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