投稿者:果歩 ◆14iGaWqIZs
「いやぁ、これはすみませんでした、つい力が入りましてね。
我が社の顔の様である峰先生に、入社歴も浅い中島を付けるのは失礼かと悩みましたが、本人がずっと熱望致しまして。
こんなひよっ子で生真面目な者ですので失礼がありましたら何なりと仰せ下さい。」
編集長の言葉に照れくさく微笑みながら小さく会釈する果歩。
少し余裕が出て峰先生の体格や衣服をそれとなく見る。
男らしく、だが筋肉を鍛え上げるナルシストではない身体、それに似合うオーダーメイドと思われるシャツやパンツ。
峰先生の魅力は文章だけではない。
改めてときめきが湧いて来る。
家具も一品物だ…しかし…布のかかった秘密めいた本は一体…。
隠してあるものは興味が湧く。
その好奇心が女の堕落か悦びかは別として。
先生は見ても良いと言っていた。
今度来た時は必ず……。
「では、またお伺い致します。」
名刺を渡してその日は引き上げる。
今日はパンツスーツで来たけれど、今度はワンビースにしようかな…メイクもちゃんとして…。
と思いながら社に戻る。
そしてその後、打ち合わせに今度は一人で峰先生のマンションに行く事に。
時間を決めてお伺いする果歩。
ノースリーブのワンピースにカーディガン。
アイメイクとリップは少し濃いめに。
傍から見れば『色気づいた女』と思われても仕方無いことには気がついていない。
再びアシスタントさんにあの部屋へ招かれ、『好きに飲んでも良い』と言われた小さな冷蔵庫よりアイスティーを頂く。
すごく美味しい……。
どこのアイスティーだろうか…甘くないのに渋みもアクもなく喉を滑る。
口内を楽しみながら…あの……隠された本を1冊抜く。
(紙なのに古くない…最近の…?)
1枚めくった果歩は立ったまま固まる。
(え…何、これ…)
中身は1人の女性が1人の男性と部屋で待ち合わせをするが…直ぐに目隠しをされ、媚薬を飲まされ…
果歩は文字を追うようにページをめくっていった。
【次の行動に行ってしまいました。
訂正して欲しい所は行って下さい、また、本の内容は先の展開を鑑み 峰さんが書いた方が良いでしょうか】
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