大輝が雪乃のことを女性として見ていない、女にしてくれなかった…など、そんなことは決してない。大輝は雪乃との将来と雪乃の身体の事を考えてくれているだけ。このことを雪乃は不服に感じたことはなかった。
でも今このことを訴えたとしてもその通りに受け取ってもらえるはずがなく、剛の話せば話すほど雪乃の中の事実が揺らいでしまいそうで言えなかった。
そんなことない、揺れる瞳で剛を見つめながら、心の中で反論するしかできなかった。
そんな雪乃の様子を見て、剛は服を脱ぎ捨てた。剛は既に十分に雪乃を抱く用意はできているようで、全てを曝け出しす。
雪乃はほぼ初めてこの近距離で見る男性の身体と…そして男性器に思わず目を逸らしてしまった。
一瞬目にした男性器は上を向き、とても大きかった。これが自らを貫く事を想像すると怖くて堪らない。家族のために自分の身体を捧げることを決めた決意が揺らぎそうになる…。それでも、同じ目に妹たちを合わせられるはずがない。
剛は自分のことをよりはっきりと求める言葉を求めてきた。本当は言いたくない、でも、言わないと…。
過度な緊張感と恐怖から、呼吸が浅く早くなる。息を整えて、そらした顔をゆっくりと剛の方に向けて。
「ゆ…雪乃を、お父さんの手で女に…してください…。初めてを、与えて、ください…。」
言い終えるかといったところでまた涙が溢れ、泣いてしまう。頭上に上げていた手を下ろし、抑えきれなくなった涙を拭き、感情を乱した顔を見られたくなくてそのまま両手で顔を覆ってしまった。
そしてまた、足首に手をかけ、初めてを奪おうとする男の姿を見ていられなくなったから。抵抗はできず、剛の動きに応じて脚を開かされてしまう。
【こんばんは。日本酒を嗜まれるのですね。
私は今日は飲んでいませんが、楽しんでくださいね。】
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