「試合前だからって軽く目の調整だったんだよ…。」
やんわり断りを入れながら上手くかわされ、そのままリビングへと向かう姉の背を追いかける。
「…。」
(最後にするって言ったのに、今日は、って言っちゃうんだ…へぇ…。)
絶対と言いきらない辺りに付け入る過ぎがあると思わず笑みが零れてしまう。
上手くかわしたつもりでリビングに入っていく杏奈の背を見ながら、
「でもさ…今日、俺らしかいないんだよ…?姉ちゃん…。」
荷物を置いたのも束の間、後ろから覆いかぶさるように抱き着き、スカート越しの尻に股間を押し付けるように腰を振る。
男の言っていることは事実。
さすがに両親に隠れての行為の連続であれば、場所も時間も限られる。
しかし今日はその柵がない。
どこで、どんな格好で、何をしようと、咎める者はいない。
柔らかい膨らみに、男の五指が優しく沈む。
いつからか弟の手は十分すぎるほど大きく、逞しくなっていた。
擦るように揉むその手つきは、制服の奥、下着を感じ、その奥の敏感な突起を探るように揉み、擦っていく。
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