息遣が荒い果歩をなだめるように、諭すように先生は話し始めた。
ー貴女の身体の反応に異常など一つもありませんよ…
その羞恥心も、そしてその羞恥心から感じる感覚が下着を湿らせていたことも…、異常ではないー
「そう…なんですか?」
ー下着を湿らせたのも果歩さんにとって、羞恥は性的興奮に繋がっているんだーと…
そうなのだと耳を赤く染めると更に先生は
主人のプログラムを出すと
ー妻:長島果歩の性的興奮、性癖の理解ーと書かれている項目を指す。
ー果歩さん…、ご主人に性的興奮を与えるには貴女自分の性的な興奮の対象が何なのかを知ることなんですー
「…はぃ…」
ー何を見せることが、どこを触れることが、触れられることが…、貴女を興奮させるのかを知らなければいけない。
最愛の妻の興奮している姿程、夫にとって性的興奮につながる要素はないんですー
峰先生はやはり医師的立場で私の不安を取り消して下さった…
果歩は頷きながら…だが…私について調べる事となるとやはり緊張する
でも付いていく、先生に。
もう失敗はしたくない…。
そう思った時先生の大きな掌が私の手を包んだ。
ー大丈夫ですよ…私に任せて下さいね…ー
と言っているような眼差し。
私は「……よろしくお願いします」
と覚悟を決めた。
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