沈黙を続けたまま突き刺さるような男の視線が、女にプレッシャーを掛けていく。
しかしそれは強制的なものではない。
拒む余地を与えたまま、オンナが首を縦に振って始まったこと。
(今、ブラをズラしてるのは本当にご主人の為…ですか…?果歩さん…。)
口ほどに物を言うような視線が、瞬きする間も惜しむほど女を見つめる。
溢れ出るように露出した柔らかい膨らみ、そしてその中心で鮮やかなももいろに染まる突起。
半裸といえばまだそこまで。
しかし確実に自らの意思で衣服に手をかけ、下着に指がかかっている。
「果歩さん。
誤解のないようにお伝えしておきますね。
今感じている羞恥心、それは必要なものです。
意味がわかりますか…?
男の勃起は性欲の先にあると仰いましたね。
その通りです、では性欲はどこから来るのでしょうか…?
ひとつは果歩さん、貴方の羞恥心です。
五感で言うなら視覚になる訳ですが、恥ずかしいという感情をさらけ出すこともまた、男の性欲を揺らすあるいは昂らせる一助となる。
わかりますか…?」
視線で誘導するように男は目先を自らの股間に向ける。
少し、しかしハッキリとさっきよりも股間が膨らみ始めているのがわかる。
堂々と、そして大胆に自らの興奮を伝えることで女に、自分の価値と行動の必要性を自覚させるのだ。
「始まりは上々です。
よく出来ていますよ、素晴らしいです。
もちろん、まだ始まったばかり…厳しい言葉をかけるなら、足りないという事実は変わりません。
しかし、結果は行動しなければ変わりません。
その調子ですよ…。」
淡々とした口調の中に混じる笑み。
女が羞恥行為に染まるほど、それが正しい、素晴らしいと言わんばかりに称え、褒める。
それが女に、次、を促していく。
※元投稿はこちら >>