「これはなかなか…。
律儀、と言えば聞こえはいいが、極みがかった馬鹿…のようだな…。この男。」
最後に送ったメッセージから少しの日を跨ぎ、そして届いたメッセージを目にするとその内容の詳細なこと。
そして詳細な内容以上に男の願望がにじみ出ていることを理解する。
「とはいえ、この情報量。
夫婦互いの愛…そのものはそれなりの大きさのようだね…。
預けるくらいのことを試みようとしているのだ…。
情報に多少の誤差はあれど、嘘はないだろう。
ということはこの男。
愛する妻の体重やスリーサイズ、性格や性癖に至るまでをほぼ正確に理解しているということになる。
そしてそれを知る機会を、妻である女も幾度となく与え、許容しているという事…。
ふふっ…。
男の馬鹿は相当なものだが…。
そんなも女でさほど頭が切れる…類の女ではなさそうだな…。
さしずめ貴方がそんなにも望むなら…、等と言いながら自身の内に燻る興味、好奇心を隠して従う振りをする浅ましい雌…と言ったところか…。」
詳細な内容を求めたことの意味はここにあった。
自らの興奮、その期待が先行し内容の薄いプロフィールならあっさり切り捨てる予定だった。
それがあろうことか、男の想像を超える内容で返答が来る。
そして思わせてくれる。
「これなら楽しめそうだ…。」
と…。
そしてそのまま男は返信用のメッセージを作っていく。
『Re:件名:妻の調教をお願いしたく、ご連絡いたしました。
山根様
奥様の紹介を詳細にしてくださり、ありがとうございます。
貴方の期待、奥様の承諾を感じることができました。
つきましては、本格的に話を詰めていきたいと思っています。
日時:〇月×日午後22時00分
場所:〇〇セントラルホテル 1001号室
上記の日程、場所にて、正式な預かりの契約を結ばせていただければと思っています。
都合がつかない場合は、この話は白紙とさせていただきます。
当日は契約を主とし、ひとまずその日は奥様にはご帰宅頂く予定です。
後、改めてお預かりする形を取りたいと考えています。
また、その日は山根様もご一緒してくださってもかまいません。
ただし、正式な契約を結ぶ為の時間です。
お越しになる、ということは事は既に始まっている…とお考えの上でお越しください。
もちろん、ご同行を強制は致しません。
どちらを選ぶかはお任せいたしますが、都合がつくのかつかないのか。
そのお返事だけは早々にお返事くださいますよう、よろしくお願いいたします。』
【こんばんは。
お返事ありがとうございます。
ご希望は概ね把握いたしました。
あまり乱暴な展開は此方も上手く描けるか不安でしたので、そこは少し安心しています。
SMプレイというよりも、ドミナント、サブミッシブの関係性に近いようなイメージでしょうか。
一方的な行為、というよりも性的な人心掌握のような。
書き出しから伝わったかもしれませんが、よく言えばじっくり、悪く言えばまどろっこしい描写になりがちです。
煩わしい時はおっしゃっていただくか、少し強引に時系列を進めていただいてもかまいません。
参考キャラクターの作成もありがとうございます。
イメージしやすかったです。
服装に関しては画像の限りではないかもしれないので、同じにしろ違う物にしろ、改めて描写頂けると幸いです。】
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