訳もなく何となく気まずい食卓…あのいやらしい痴漢の指先の感覚が残る身体は、夫との会話さえも奪い去り麻希の頭の中を支配していた。(パートの帰りの電車で痴漢って…最悪…)
そそくさと食事を済ませると…手際よく片付けを済ませた麻希は…
『ごめんなさい…貴方…今日、何だか少し疲れちゃったから…先にお風呂入って休ませてもらいますね。』と風呂場に向かった。
洗面所で衣服を脱ぐと…薄いブルーのパンティのクロッチにはいやらしい染みが広がり、濃い青へと色を変えていた。(嫌…わ、私…こんなに?!)恥ずかしさと夫への罪悪感からなのか…脱いだ衣服に包み隠すように洗濯籠へと放り投げた。夜中に夫がこのパンティをおかずに自慰行為に耽っていた事等知る由もない。
暫くの間…夫との何処となく気まずい日常が続いた。あれほど約束した妊活も、もうすぐ排卵日だというのにお預けを食らっている始末…
心と身体も限界を迎えていた麻希は…ある夜、貴文に問うのであった。
『貴方…ここ数ヶ月…何か様子が変だよ?!何かあった?!口数もやけに少ないし…』
暫しの沈黙の後…夫は重たい口を開き頭を下げながら話し出した。
数ヶ月前に私が帰りの電車で痴漢にあっているのを見てしまった事…(何で助けてくれなかったの…?!)
それを見て凄く興奮して助ける事が出来なかった事…(そ、そんな…)
その日の夜中…痴漢に汚れた私のパンティで自慰行為に耽ってしまった事…(嫌…はっ、恥ずかしい…)
自分が寝取られ性癖だと自覚してしまった事…(私が他所の男性と関係を持つ事を望んでる…?!)
『私の事…嫌いになったとか…?!』普段真面目で優しい夫が頭を下げ、愛してるからだと真剣に寝取られを熱弁する姿に麻希は困惑していた。
『ご、ごめんなさい…少し考えさせて…』と夫に背中を向けて眠りについた。
次の日からは…四六時中、夫の激白の事で頭がいっぱいで…何をするにも集中する事が出来なかった。夫はというと…相変わらず口数は少なく何処となく元気もなし、ましてや私に触れる事さえない…(私が少し我慢すれば…うまくいくの…?!)
そんな中…夫の激白から数日後の夜中…麻希は破廉恥な夢を見て目を覚ましてしまう。何とそれは…あの時の痴漢から電車内で犯されるリアルな夢…慌ててパジャマのズボンに手を突っ込むと…パンティのクロッチ部分は信じられない程湿っていた。(わ、私…)そのままトイレに立った麻希は…結婚して以来初めてのオナニーに耽るのであった。ぷっくりと膨れ上がった小さめの乳首を摘みながら股間を摩ると…便器に愛液が滴り落ちる。(さ、最低…)
ベッドルームに戻ると夫は起き上がっており…心配そうな顔で声を掛けてくれた。
『大丈夫だよ…ねぇ、貴文さん…私、貴方の為なら、こないだの事構わないから…寝取らせ?!いいよ…』(それで…本当にいいんだよね…?!)
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