22:05…
「じゃあ、先に寝室行ってる…」
メッセージを送ってから早半日…未だ柿原からは返信がない。
妻は朗らかな表情でどこか期待を匂わせる雰囲気で寝室へと入っていった。
看護師…
残業だろうか。深夜を回っても返信がないとなると。
プライベート中?誰かといるなら可能性は高い。
…そもそも、彼氏は?…
まさか既婚者?…
パートナーがいながら…あの仕事を?…
架空の連絡先である可能性も…
。。。
「かなり男性機能上がったね。食事とか運動であんなに変わるんだ。」
ベッドで並んで横になる妻は貴方の変貌ぶりを改めて感慨深く話し始める。
通院していた事は知らず、生活習慣の改善が要因だと思っている様だ。
「? 何かそわそわしてる?…ンw…今日はどっちでもいいよ。疲れてたら寝よ?」
どこか落ち着きのない貴方に気付いたのか、妻はふと気に掛ける。
あれから毎夜の様に体を重ねてきた二人。
それでも妻はどこか余裕めいた様子で貴方の不安を解す。不仲な時期があったものの、良く出来た妻だった。
ヴィーヴィーヴィーッ!
徐にベッドの棚に置いたスマホが振動する!
!?
『夜分遅くに申し訳ありません。
失礼ながら佐久間様のご体調に緊急性があるやもと思い、恐縮ながら送らせていただきます。
こちらとしては今まで業務が長引き、確認が遅れました。申し訳ありません。
症状のご報告、拝見しました。
恐らく、治療による弊害を発症されているかと思われます。
治療が終了し改善が見られた患者様でも、看護師による肉唇圧がパートナーの方の膣圧を上回ってしまうケースがございます。
又、当院での治療による性的興奮に依存し、プライベートを上回ってしまうケースも然り…
大変申し上げにくいのですが、こういった患者様は稀にいらっしゃいます。
佐久間様も発症されている可能性がございます。
つきましては再診をお願い致します。
治療終了後3か月はアフターフォロー期間となっており、当院の治療プログラムによる併発症状
の恐れでもある事から、日時予約は佐久間様優先で指定が可能です。
日時のご希望を送られ次第、私の方で当院に手続きを行います。
お手数ですがよろしくお願い致します。
柿原千紘』
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