本当は大人の女性のように、色んなことに慣れた自分を見せたかった。龍太郎に見合う女性になりたかった。
だから、買い物の途中にたまたま見かけた看板のホテルをトイレで調べてみた。
だから、そのホテルに迷いなく入れたし、逆にそれ以外は怖くて入れなかった。
何かあれば龍太郎が助けてくれただろうけど、それだと意味がなかったから。
気持ちを伝えてくれた龍太郎と先に進もうと、真緒も必死だったのだ。
緊張でいっぱいいっぱいだった心が、水を飲んでようやく少し治まった。そうすると次は今から龍太郎とここで・・・というところに緊張が移る。
ペットボトルを龍太郎に渡すと、そのまま優しくベッドに押し倒された。真緒を潰さないように気を遣いながら、龍太郎は唇を合わせる。
「ん・・・・・」
つい、緊張からか身体が強張り、舌の動きもぎこちなくなる。ホテルは初めてだけど、経験はどうか・・龍太郎はそういったところを気にするのだろうか。ラブホテルが初めてなこと、意外に思ったのだろうか。
キスをしながら、龍太郎の手が動く。身体のラインを確かめるように服の上から肩、腕、腰・・と撫でていく。そのまま、タートルネックの中に手を差し込み、キャミソールの上からまた腰のラインを撫でた。くすぐったいのか、身体がぴくっと反応を示す。
その反応を見て、龍太郎の手がまた動く。ついにキャミソールを捲り素肌に触れた・・・ところで、真緒からストップがかかる。
「わ、私、先にお風呂入りたい・・いっぱい歩いたし、今日暖かったから、汗もかいたし・・。」
了承した龍太郎が真緒の体の上から退いた。先入ってくるね、と真緒は一人部屋から出ていってしまった。
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