サイズの大きな上着を肩に掛けてもらうと、「ありがとうございます」とお礼を伝える。胸元の合わさる部分を空いた手で握り、肩からずり落ちないように、温もりが逃げないようにした。
体を引き寄せられ、ぴたりとくっつく形で歩く2人・・恩を着せるように何かを伝えるでもなく、自然とリードをする姿に、男性としか父としてか、経験の差を見せつけられているような気持ちになる。
ただ、真緒は嫉妬などは感じず、大人としての余裕だと受け取った。あまり表情には出さないが、内心でときめきを感じながら。
「ついてっちゃってたら・・今、おじさんとこうやって歩いてないかもしれないですね、あの人たちと夜更かししてたかも。」
夜更かしが何を指すのか、あえて言葉にはしない。龍太郎は何か想像しただろうか。
「・・でも、私はおじさんとこうしたかったから、嬉しい。おじさんが、いいの。」
話しながら歩いていると、コテージ近くの公園に辿り着く。着いた時に見かけたときはたくさんの子どもたちが遊んでいたけれど、この時間になると当然誰もいなかった。
どちらともなく、公園の隅に設置されたベンチの方へ向かう。ライトがついており、周囲に比べて比較的明るいそこでは龍太郎の表情も見ることができた。
「ねえ、おじさん・・名前で呼んじゃだめ?比奈たちの前ではちゃんとするから。」
下の名前は知っている、比奈に聞いたのか、何かのタイミングで見たのかいつの間にか知っていた。この時間だけでも、娘の友人だけではなく、龍太郎と特別な関係でいたい。その気持ちの表れだった。
歩きながら尋ねる。顔は見ず、少しうつむきがちなままで。
【私は行為の前の流れも好きなので気にならないです。
う、うーん・・下手なのでうまく汲み取れる自信ないです。修整してください。笑】
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