言葉だけでなく、龍太郎の背中に静かに抱き着いてみる。当然だが、真緒や母よりも広い背中・・ずっと会っていない父の背中もこんな風に広かったっけ、ともう薄ぼんやりとした記憶を思い出そうとしてみる。
どれくらいの時間そうしていたのか、前に回した手を静かに解かれる。このまま離れられてしまうかと思ったが、此方を振り返った龍太郎の様子からはそうは感じられなかった。
静かに目を閉じ、「もっと」を待つ。すると、両頬を先ほど握った大きな手で触れられて、そのまま唇に感触が・・龍太郎にキスされたのだとわかった。
すぐに離れたため、触れるだけのキスかと思いきや、また唇が重ねられる。そのまま舌で唇を開くように導かれ素直に従った。
「ん・・・ん・・・」
絡められる舌に呼応するように、真緒も舌を動かした。ここまでしても真緒から抵抗する様子はない。緊張からか経験値の低さか、やや動きは固いが。
龍太郎から再びキスをしてくれたこと、「もっと」と言う真緒のワガママを受け入れてくれたこと、そして頬に触れる温もりに満たされた気持ちになる。
唇が離れると、龍太郎の表情を見ようと目を開く。離れてしまった温もりに、少し切なそうにやや目を細める。
「・・おじさん、ねえ、もっとして?私、もう子どもじゃないから。」
もっと触れたい、もっと触れていたい。この気持ちは龍太郎も同じだろうか?龍太郎を見上げたまま、手を伸ばす。今度は向き合ったまま、首に手を回して抱き着くと胸元にすり寄った。比奈には随分とされていない仕草だろう、妻の真由子とは・・どうかはわからないけれど。
体温を感じようと、真緒の上半身をぴたりと龍太郎にくっつけた。
【おはようございます。返信しておきますね。
因みに真緒の身長は155cm位をイメージしています。
真緒自身はこういったことの経験がしっかりあって龍太郎を驚かせる・・反対に、誘ってきたのに実は経験がなく初心だった・・など、もしご希望があれば教えてください。
名言せず、イメプレ内の龍太郎と同じく知っていきたいということであれば秘密にします。】
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