天音より手の大きい博昭の手がショーツを受け取る。見られたくない、バレたくないという気持ちで握り締めていたのに、博昭はニオイを嗅いだり、何でもないもののように差し出してみたり、そして汗を拭いたり・・天音が嫌がるのがわかっていてやりたい放題だった。
「やめてよ、ほんとに、見られちゃうから」
ハンカチとしか思わないというのは、それはそうだろう。何故ならこんなところでショーツを脱いで手渡しするなんて、誰も想像しないからだ。そんな場違いなことを言われるがままにしてしまった自分の行動が更に恥ずかしくなってしまう。
「い、言われなくても帰るもん、そっちこそ早く立って。そんなこともしないから。」
ソファーから立ち上がる。下着を脱いだことで座面を汚していないか不安になって、一度確認してしまった。ミニ丈のワンピースの裾を気にしながらカフェを後にした。
アウトレットから帰るにせよ、何処かに向かうにせよ、またバスに乗る必要がある。次の予定に向かう客が多いのかバス停は混み合っていた。
ショーツを脱いでしまったことで不安感が強く、できれば座りたい。・・けど、もし博昭が気まぐれにローターのスイッチを入れたら・・ワンピースやソファーを汚さないかも少し心配だった。感じるつもりはもちろんない、けれど。
【こんばんは。いつもお気遣いいただき、ありがとうございます。もし、あれ?って思うことがあったら変えさせてもらったりしますね。
心配でしたらしてほしいこと教えてもらえると、それに沿って私も書きますし。ネタバレ大丈夫です。笑】
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