当然、疑うことなく食後のケーキを食べる。一口、また一口と食べ進める天音に、博昭は内心ほくそ笑んだだろう。
入浴中、ふと眠気が襲ってきた。連休明けで疲れているのか、そう思っていつもより早く休むことにした。
「先に、寝ますね・・おやすみなさい・・」とリビングに声を掛け、自室に戻った。直後意識する間もなく眠りに落ち、掛け布団も被らず熟睡してしまう。
ふと、意識がゆっくりと浮上した。何に呼び起こされたのかはわからないし、状況もよくわからないまま、目を開く。
電気を消したはずなのに、部屋が明るい。まぶしい。そして、肌寒さを感じた。まるで下着姿のように、布団に触れる手足が心地よかった。頭も重たいし、身体もうまく動かせなくて、夢の中で微睡んでいるような状態・・少しだけ、身動ぎをした。
今か今かと、天音の目覚めを待つ博昭は、いち早く天音の変化に気付いたことだろう。
ぼんやりとした表情で、状況はまだわかっていないのだろう、その証拠に顔色も変えず天井を見つめていた。信頼し始めていた継父に服を脱がされているとも知らず。
明るさに慣れたのか、意識がはっきりしてきたのか、何度か瞬きをして目が丸く開く。少しして、ようやく辺りを見回すように顔を動かした。
キャミソールにショーツという覚えのない服装で横たわる自分自身の状態、そして部屋の隅の勉強机の椅子に座りこちらを眺める博昭の存在にようやく気付く。戸惑いが表情と視線に表れた。
「ぱ、ぱ・・?なんで・・・?」
何が、とまでは言えなかった。状況が全くのみ込めず、何にどう質問していいかも分からなかったからだ。身体を隠したいのに、腕も足も動かなくてシーツの上をゆっくりと、少しだけ滑るだけだった。
【こんばんは。
こんな感じで合っていますか?イメージと違ったら教えてくださいね。】
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