授業の前に、日本史担当の実習生“野田玲奈”をクラスに紹介した。
当然、男子生徒は色めき立つが、すぐに、私の授業に入った。
真緒と視線を一瞬合わせると、真緒からゆっくりクラス全体に視線を配る。
『はい、では簡単に戦国時代を要約して説明できる人?
今日は、18日、19日か、では、出席番号19番、佐々木さんですか?
簡単に説明してください。』
指された佐々木真緒は、満天に近い回答を披露する。
『はい、その通りです、ただぁ、もう少し、室町幕府の最後の将軍と織田信長との関係も知っておく必要があります。
さて、野田先生、何か補足説明はありますか?』
野田玲奈は、真緒の説明をさらに詳しく補足していった。
なかなか、よく勉強しているようだが、教職の免許を取っておきたいだけだとも聞いている。
どこかの研究室に入りたいような事を言っていた。
『今週、来週と野田先生は皆さんと一緒に授業を受けますが、来週の金曜日、
最後の授業では、野田先生に教壇に立ってもらいます。
皆さんも、よく教科書を読んでおくように。
歴史などというものは、興味を持って出来事を追っていけば自然に頭に入るものです。
受験の為の歴史は、言い方は乱暴だが、暗記さえしておけば問題ありません。
以上。』
教育実習生だが、本来は大学生なので、
髪の毛は黒と言うよりは、少し明るく、長い髪にウェーブがかかっている。
また、着用してるスーツも、タイトスカートで、意外と体の線がわかるようなものを着ている。
教室を出る野田玲奈を見送る男子生徒の視線を感じながら、教室を出たことだろう。
服装は、少し、注意をした方がいいか、それともスルーするか、教頭に聞いておこう。
【服装は、好みでタイトスカートにしました。笑
ありえないですがね。
どんなヤキモチ?
そうですね、私と野田先生がいつも一緒に居るために心変わりを疑って?
真緒さんが、疑う場合はどんな場合ですか?】
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