学校の一室で龍太郎と横並びに座って話すことになるなんて、あまり想像していなかった。思わず、錯覚しそうになる。
さらに龍太郎は、机の下・・スカートのうえに合わせて置いていた真緒の両手を上から握ってくる。驚き、やや目を見開いてペラペラと話す龍太郎の顔を見つめる。その変化は、真緒の表情を注視していなければ気付かない程度だろう。
ちらりと出入り口に目をやる。当然、龍太郎は誰もいないことを確認した上で行動しているので、誰もいない。わかっていてもドキドキはしてしまうもの・・ホッと胸を撫で下ろす。
真緒の戸惑いの元凶である龍太郎は、そんな真緒のリアクションが面白くて仕方ないだろう。さっきも昨夜のことを揶揄してからかってきたのだから。
特に注意はせず、そのままにしていると龍太郎の行動がエスカレートする。
真緒の手を握ったまま、器用に指先でスカートを捲っていく。流石に信じられなくて、龍太郎が書いていたメモに落としていた視線を龍太郎に勢いよく向ける。スカートを捲くられる動きがこそばゆい。
「なに、やってるの・・」
真緒の優等生の表情が崩れる。困ったように、隣でも聞こえるか聞こえないかくらいの小さな抗議の声を上げる。これ以上捲くられないようにと、太腿に置いた両手をぎゅっと押し付ける。
幸いなのか、不幸にも・・なのか、周囲からは視覚になっていて見えない。急に部屋に誰かが入ってきても手を離せばいいだけだった。それでもこんなに大胆な行動をするなんて信じられないけれど。焦って身体に力がこもった。身体が熱い。
【こんばんは。ありがとうございます。
教育実習生うれしいです。真緒がヤキモチをやく展開をしたいなあと思っていたので。先だと思うので楽しみにしてますね。】
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