「龍太郎さんもいるの、楽しみ」
学校のイベントが嫌いだったわけではない。でも、龍太郎がいるとなるとより楽しみだった。色んなことに想いを馳せる。
最初は話題を変えるために話し始めた内容だったのに、思いの外話が盛り上がり花が咲く。
そのうちに1日と情事の疲労感から徐々に眠気に見舞われる。その様子に気付いた龍太郎に頭を撫でられる心地よさを感じながら、いつの間にか眠りについた。
翌朝、ふと目を覚ます。昨日は行為のままに眠ってしまったから裸のままだった。
まだ朝早いようで龍太郎は眠ったままだった。シャワーを浴びようと、こっそりと布団から抜け出す。
シャワーを浴びて、持ってきた着替えと脱ぎ捨てていたTシャツを着る。龍太郎が料理ができるのは昨晩知ったけれど、どうせなら真緒も手料理を食べてもらいたいと思い、朝食を作ることにした。
好みは追々知っていければいい、と冷蔵庫にある食材から卵焼き、味噌汁、ご飯を用意する。なんだか夫婦みたいだと、一人笑った。ホテルだとこういうことはできないから。
早く起きないかな、と思いながらも、無理はさせたくなかった。仕事で疲れているだろうから、時間に余裕があることを確認してそのままにした。
そのうちに龍太郎が目を覚ます。起きたときの真緒と同じように、何も身に着けていない。その様子がなんだかおかしかった。
「龍太郎さん、おはよ。朝ごはん作ってみたんだけど、食べる?」
部屋の隅に壁にもたれて触っていたスマホを閉じ、四つんばいで龍太郎に近づいて尋ねた。
【気分転換?に翌朝で新婚ごっこしてみました。
次はどんな展開でするのかなあ、と今から楽しみです。】
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