龍太郎が少しでも動くと、中で当たる部分が変わって平静を保てない。手を伸ばそうとした時にも制せずにはいられなくて、思わず強い口調になってしまった。
時間をかけて、ようやく、ようやく慣れてくる。腰を前後に・・と指示を受け、ぎこちなく動かしてみる。いくら思い切って自分から・・とやっても技術はどうしても伴わない。
龍太郎からすると物足りないのでは・・と不安に思う一方で、やはり少しでも動くと、奥をつつく龍太郎のそれに翻弄されて声が漏れた。
見つめられ、「見ないで」と言葉には出さず表情で訴えるが、またすぐ快感に負けて表情が戻る。
「あっ、んんっんんっ」
刺激から逃れようとモゾモゾと動くと、それがまた次の刺激となり連鎖となる。龍太郎はどう感じているのか、考える余裕もなく、1人で龍太郎の上で喘いでしまう。
それがまた、普段の凛とした真緒の印象と異なって結果的に龍太郎を唆る結果となることも知らずに。
「あぁっっっ、やぁ、動いちゃっ・・あっっあんっっんんっああっ」
動いてはダメと伝えていたのに、龍太郎が身を起こす。グリグリと予想外にあたる角度がかわって、悲鳴にも近い声を上げる。真緒自身が驚き、自由になった手で口を塞ぐ。
しかし、下から揺さぶられる度に声が溢れ出て、我慢できない。
抜かないと、と言われて首を横に振る。この刺激の中自分から動くことはできない・・という意味も勿論あったけれど、離れたくなかったのが本心。後から龍太郎に怒られるかもしれないけど、先のことなんて何も考えていなかった。ただ、このままが良かった。
離れようとする龍太郎の身体をぎゅう、と抱き締める。
「おね、がい」
耳元で絶え絶えの声でおねだりした。
【こんばんは。
そんな風に言ってもらえると嬉しいです。
私は行動ばかり書いてしまい、龍太郎さんのように気持ちとか情景の描写ができず・・いつもスゴイなあと思いながら拝見してます。笑】
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