2人で大きくはない画面を見つめる。
言い出しっぺの割にやはり怖いようで、布団の端に寄せてあった掛け布団を手繰り寄せ、自分の体の前側にかける。そして龍太郎の片手を立てた膝と布団の上に置いて、両手で握りしめた。
「あっ・・あ、っっ」
怨霊が主人公たちを怖がらせ驚かせる展開・・真緒も感情移入して観ているのか、ビクリと肩を揺らしたり、小さな悲鳴を上げたり。龍太郎の胸に体を預けたままなので、龍太郎には感情の移り変わりが手に取るようにバレてしまっているだろう。
それなりに展開が進む中、パソコンの脇に放置していた真緒のスマホが音を立てて震えた。映画の音かと思い、真緒は思い切り驚いた後、手を伸ばす。
どうやらラインが来ていたようで、暁斗からだった。「今度の休み、2人で映画観に行こうよ」と休日の誘いが通知欄に表示されていたのを確認し、スマホを飯台に戻した。
真後ろにいる龍太郎は、見る気がなくても見えてしまう位置だろう。
【こんばんは。お仕事お疲れ様でした。
家族については触れていただかなくて大丈夫です。というより、どちらでも大丈夫です。
真緒も分別の聞く年齢ですし、なんだかんだと気にはしているよね、これくらいは気にするんじゃないかな?くらいで触れているだけですので、シリアスな展開をしたいとかではないです。
変にチラつかせると萎えちゃうとかなら、真緒からは触れないようにするので教えてくださいね。ヤキモチは焼いてほしいので触れちゃいますが。笑
私は・・リアルだとやきますね。笑
真緒はどうしようかな〜と迷ってますが、すれ違った綺麗なお姉さんや、美人な女性教師(龍太郎の同僚)には存分に焼こうかなと思います。同年代にはもう自分以外いないでしょ?くらいの強気な感じにしようかな?】
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