早くお風呂を済ませて、2人でゴロゴロしたい。そう思って2人で入ろうと思った。
でもいざとなると少し恥ずかしさはあるもので、後から裸で浴室に入るのは抵抗感がある。しかし毎回ゴネたり嫌がったりするのは「子ども」のように感じるのでしないようにしていた。
いつもは真緒が振り回す側なのに、夜になると龍太郎にちょっと弱くなる自分は自覚している。
待っていたかのように、真緒の身体を洗い始める龍太郎。
真緒が自分で洗うよりも丁寧に、ひとつひとつ優しく洗ってくれている気がするが、都度都度ジッと身体を見つめられているような気がして恥ずかしい。泡とスポンジの優しい刺激にくすぐったい、と苦情をあげてみた。
綺麗になった身体を湯船に浸ける。髪がお湯につかないように、手首につけていたゴムでまとめるのは忘れない。
自分の体をテキパキと洗い進める龍太郎をぼんやりと見つめ、小さい時の比奈とはこんな風にお風呂に入っていたのだろうなと考えてしまって、心がちょっとチクリとした。
思考を打ち消そうと、パチャパチャと音を立てて水面を波打たせていたところに、「今度は真緒が」と声がかかる。
次のお泊まりには真緒が、龍太郎の体を洗う。いつもの龍太郎を思い出してみると、それだけで終わらないこともあった。期待してしまっているような思考に、顔が熱くなって、小さな声で「うん」と答える。
龍太郎は向こうを向いているから分からないはず。
龍太郎が身体を洗い終えると、ちょっと詰めて、と中に入ってくる。
後ろから抱き抱えられるようにしてホテルよりも狭い浴槽に2人でおさまると、溢れたお湯が音を立てる。
龍太郎の胸に体を預けながら、前に回された龍太郎の両手を真緒の手で握り動き回らないように制してみる。
【良ければ、彼シャツでゴロゴロしたいです。笑】
※元投稿はこちら >>