ドクッ…ドクッ…ドクッ…ドクッ…
私の鼓動が桜木さんの手に伝わる。
その左胸に添えた手に期待していた。
その大きな手が…私の大きな胸を包んでいる。
このまま激しく揉まれて…やがて…
そんな事を期待していたが桜木さんの手は一向に動かない…
(なぜ…?やっぱり軽い女だと思われた…?主人が寝ているのをいい事に上司を誘惑するふしだらな女…)
そんな烙印を押すように胸を包む手が微動だにしない。
だがもう引くに引けない。
まさか自分が媚薬に侵され、主人が睡眠薬を服用されている事など知らない私はただ素直に桜木さんの男性としての魅力に負けたのだと信じていた。
だから勇気を出して行動したのに…
羞恥…興奮…背徳…罪悪…欲情…
なのに何故…これ以上してくれないの…?
さらに何もしてくれない事に対しての屈辱…
そんな色んな感情が混ざっていた。
すると桜木さんはかまいませんよ。と。
主人が起きれば帰ればいい…。と。
つまり主人が起きなければ…
このまま寝てくれていれば…
そんなよからぬ事が頭をよぎる。
(お願い…この時だけは起きないで…知りたいの…あなた以外の男の人を…)
それは或いはガッカリするかもしれない。
『結局男なんてそんなもの…自分の欲望を満たしたいだけ…』
或いは『主人では与えられなかった快感をこの人は与えてくれるかもしれない…』
後者を期待したのだが桜木さんは冷静に私を見ている。
(どうしよう…恥ずかしい…)
勢いで手を胸に当てて見たが空振りに終わりそうだった。
そう思った瞬間、また同じ質問をされた…
「桜木さん…私は…私は…本当は満足してません…ごめんなさい…こんな事して信じて貰えないかも知れませんが…主人しか知らなくて…こんな事したのも初めてで…あの…主人が起きるまででいいので…私を女として…もう我慢出来ません…」
潤んだ目で見つめながらセーターの中に桜木さんの手を導き、ブラの上から触らせる。
私は完全に桜木さんの術中にハマっていた。
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