「あの…」
「あの…」と、何かを訴えるように見つめる。
(私を襲って…主人が寝てる間に…)
この機会を逃せばもう二度とこんな状況は訪れる事はない。
こんな気持ちになる事もないだろう。
それが媚薬のせいだとも知らず、桜木さんの隠し持つ気持ち等知らず…
私は目で求めた。
と、桜木さんは話しを逸らすように主人が寝ている事を告げる。
(私を現実に戻そうとしてる…?)
目の前には愛する主人がいるのにそんな目で見つめて…誘っているのかい?
そんな心の声が聞こえたような気がした。
(そうだ…私には主人が…なのに…あんなに濡らして…はっ…もしかしたら桜木さんにふしだらな女と思われた…?軽い女って思われた…?)
自責の念で恥ずかしくなり目を逸らすように俯いた。
「明日は…と、特にありません。ありがとうございます。
あまりご迷惑にならないように主人が起きたらすぐに帰りますから…」
身体のラインを隠すようにニットのセーターにロングスカートという姿だが、まるで裸を見られているような感覚を味わう。
そして桜木さんの手がゆっくり腰から臀部を撫で逞しい指が食い込んでくる。
「んぁっ…そんなとこ…なんかくすぐったい…です…どうせなら…もっと違う…ところを…あ、私ったら…ごめんなさい…変な事を…なんだか…身体がずっと熱くて…変なんです…主人が寝てるのに…なんだか…だから…あの…あの…」
せきを切ったように話し両手で桜木さんの手を包むとゆっくり胸に近づけた。
「こんなに鼓動が…激しいんです…ドキドキ…してるのわかりますか…?」
あくまで胸を触らせたのではなく鼓動を確認させただけ…
そう自分に言い聞かせ行動するほど欲情していた。
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