テーブルの上には空になったグラス。少しずつ混み合ってくる店内に、お開きの雰囲気になりつつあります。
「今森さん、お酒飲まれるんですね…。
(…律もいないし…ゆりちゃんママのお友達なら、祐介も気にしない…かな。というより、別に私のこと…)」
少しだけ考える素振りを見せて…
「あの、もしご迷惑じゃなければ私も少しだけついていってもいいですか?あまりお酒は強くないんですけど、今日うちも律がいなくて。旦那はいつも通りいないので…お夕飯のかわりに、もう少しだけ。」
既婚者で、且つお酒にも強くないあかねはいつもならこういった場は誘われても自分から断っていたのですが、今森さんとの会話の居心地の良さと、夫の祐介もこれくらい自分にも興味を持って話を聞いてくれたらいいのにとつい比較して淋しくなってしまい、つい提案をしてしまいます。
カラン、とストローで氷を転がした後、無意識にまた髪を指先で触って。じ…、と前に座る今森さんをうかがうように見つめます。
【もちろんです、きっかけどうしようかな?と思っていただけなので。ありがとうございます。】
※元投稿はこちら >>