朝の冷たいコンクリートの床に、ゆかりは膝をついて震えていた。
昨夜まで着ていた服は全て剥ぎ取られ、首には重い鉄製の首輪だけが残されていた。
厚さ1センチ近い無骨な鉄の輪。表面は黒く塗装されているが、ところどころ塗装が剥げ、錆の茶色い斑点が浮かんでいる。
首輪の内側には粗いバリが残っており、わずかに動くたびに皮膚を擦り、赤い線を刻んでいた。
首輪には太い鉄の環が溶接され、そこに短い鎖が繋がれている。鎖の重さだけで、首が前に引っ張られる。
「次の認定個体、0472番。移動開始」
白い防護服を着た男たちの声が響く。
ゆかりの両腕は背中で鉄製の手枷で固く繋がれ、足首にも同じく重い鉄の足枷がはめられていた。
手枷と足枷は一本の短い鉄鎖で繋がれており、歩幅は30センチにも満たない。
歩くたびに、鎖がじゃらじゃらと金属音を立て、冷たい鉄がくるぶしに食い込んで痛んだ。
外はまだ薄暗い。
動物園の裏口から搬入される家畜は、客の目に触れる前に「検品」と「展示準備」を済ませなければならない決まりだった。
広いコンクリートの部屋。
そこにはすでに何頭かの「家畜」が並べられていた。
全員女。
全員全裸。
全員が同じ重い鉄の首輪、同じ鉄の手枷・足枷、同じ怯えた瞳をしていた。
「0472、こちらへ」
係員の一人が無機質な声で呼ぶ。
ゆかりの身体は反射的に縮こまったが、首輪の後ろに繋がれた太い鎖が強く引かれ、鉄の環が首の皮膚に深く食い込んで前に引きずり出される。
「脚を開け。検品だ」
拒否する選択肢はない。
ゆかりは震える膝をゆっくり開いた。
冷たい空気が秘部を直に撫で、羞恥が胃の底からせり上がってくる。
係員はゴム手袋をはめたまま、彼女の胸を掴み、乳首を指で弾いた。
次に下腹部を軽く叩き、陰唇を左右に開いて内部を覗き込む。
懐中電灯の光が照らされ、ぬめった粘膜が白く光った。
「発情兆候なし。排卵期でもない。問題なし」
事務的な声。
まるで牛の膣をチェックしている獣医師のようだった。
こんにちは、こういう感じですか?
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