裏路地でたたずむ一人の少女に目をやる
今回のターゲットは30歳手前の女だと聞いていたが、そこに居るのは地雷系ファッションに身を包んだ可憐な少女だった
本当に28歳なのか信じられない程に違和感が無く、ネオンライトに照らされて妖艶な魅力を放ちながらスマホを弄っている
俺はボスへターゲットを確認したと報告を入れると
『確認したか?今回はとあるスジからの依頼でな。外見はガキだが中身は熟れた女だから徹底的にヤっても構わんとの事だ。まあ、相手も性欲をため込んでるだろうから“しっかり可愛がってやれ”』
そう言うとボスは電話を切ってしまう
あの外見で大人の性欲を秘めているのか…末端の俺にとっては久しぶりに美味しい仕事だ
すぐさま彼女へと近付き交渉に入るがあっさり纏まってしまい、そのまま組織の運営するホテルへ直行する
道中、彼女の腰に手を回すと求める様に身体を寄せてくる…ボスの言う通り相当性欲を溜め込んでるみたいだな
チェックインして鍵を受け取ると、そのままエレベーターへと乗り込む
動き出してから直ぐにエレベーターは誤作動を引き起こし、一旦止まったエレベーター内は真っ暗になってしまったが直ぐに回復して動き出した
表示は指定した階へと向かっているが、実際には助けの来ない組織の人間だけが知る地下の階層へと向かってゆく
扉を開けるとそこには拘束台などが設置されたSM部屋
「お姉さん、そんな恰好してるんだし好きでしょ?お金も割増するからさ、楽しもうよ」
そう言って彼女の手を掴み強引に引き寄せる
履きなれない厚底ブーツが仇となり、碌に抵抗も出来ず玲華はSM部屋へと引き込まれた
一方その頃、同じ施設の別の場所で組織のボスであるゴトウとノダが密会していた
「おい、あんなチンピラで俺からの依頼、本当に大丈夫なのか?」
「あん?大丈夫ですよ、オオニシだったらノダさんの期待にバッチリ応えてくれますって。まあ、失敗しても直ぐに切れば良いだけですしね」
目の前のモニターには部屋へ連れ込まれる玲華とオオニシと呼ばれるチンピラの姿が写っている
履きなれないブーツのおかげか捜査会議で抵抗するなとの指示を守っているのか、玲華はオオニシのなすがまま
「それにしても、うちらの業界で有名なあの佐藤玲華を好きに犯っていいなんて最初は耳を疑いましたよ…まさか罠じゃ無いですよね?」
「それについては大丈夫だ。最近なにかと調子に乗っているから少しお灸を据えてやらないとな…心苦しいがこれも上司の務めだよ。ところであの部屋、外部との連絡は出来るのか?」
それを聞いたゴトウが携帯を掛けてみろとジェスチャーを送る
言われるがままに掛けてみたのだが圏外で繋がらないとのアナウンスが流れた
「あの部屋には相当お金を掛けてますからね。まともに捜査しに来てもちょっとやそっとじゃ見つかりませんよ」
それを聞いて思わず笑みがこぼれる
「可哀想になあ、これじゃ気付かず救援が遅れてしまうよ…」
玲華がボロボロに犯される姿を想像しながらノダは食い入るようにモニターを見つめていた
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