翌朝。
目が覚めた瞬間、カーテンの隙間から差し込む朝の光が眩しくて、
思わず目を細める。
スマホのアラームが鳴り止む前に、慌てて手を伸ばして止めた。
「……ん、もう朝か」
ベッドから体を起こすと、昨日の疲れがまだ少し残ってる。
でも、引っ越し初日のあの重だるさよりはマシ。
新しい部屋の空気は、まだ少し違う匂いがするけど、
不快じゃない。むしろ、少し落ち着く。
ストッキングのままベッドに座って、
足をブラブラさせながら部屋を見回す。
昨日より段ボールが減って、
少しずつ「私の空間」になってきた気がしていた。
喉がカラカラだったことに今さら気づく。
ふと、ドアの近くの床に視線を落とすと、
郵便受けの蓋が少し開いたままになっていた。
昨日は気づかなかったけど……いや、昨日は疲れてて確認してなかったかも。
中を覗くと、薄い紙が一枚入っている。
『新規入居者様へのご案内』というタイトル。
昨日引っ越してきたばかりだから、当然これも今日届いたものだよね。
紙を取り出して、ソファに座りながら読む。
『この度はご入居ありがとうございます。
ライフラインのご契約に縛りはございませんので、お好きな会社でご契約ください。
なお、経年劣化の都合及び避難経路確保のため、以下の場所には家具や仕切りなどの設置はご遠慮ください。
(他の家具は置く予定なかったし、大丈夫だよね。)
(経年劣化かぁ……古い建物だから、壁が弱いとかそういうことなんだろうな)
紙を何度か読み返して、
特に変なところはないな、と納得する。
避難経路確保って大事だし、
火事とかのことを考えたら、仕方ないよね。
紙をテーブルの上に置いて、
伸びをする。
肩が凝ってる。
とりあえずシャワー浴びようとリビングで服を脱ぎシャワー室に向かう。
(やった!!シャワー室めっちゃ綺麗!それに広い!)
【私も長く楽しみたいです!
はい!何かあればいいますね!
半沢さんの文章長くて読みやすいしいい人に出会えてうれしいです!!笑】
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