ある程度想定していた反応ではあった。料理を目にした反応も含めて・・・だ。
全てがズボラな男に魅力はない、が持論でありメリハリの付け方。魅せ方と言ってもいいだろう。
このように見た目として気を引かれるいわゆる映えるような料理はゆきのとは違う頭の弱い女向けに学んだものだが、元が真面目なゆきのにはどう映っているのか。
「そ~んな固いところじゃ膝に跡がついちゃうだろぉ~・・・? ほらっ・・・こっちに『座ろうか』」
そして雰囲気そのままにまたもや当たり前のようにゆきのに近寄ると肩を撫でながら語り掛ける。
明らかに昨夜より口調は軽い。だが、最後の一言は耳に吐息がかかるほどの距離で囁かれた。
朝食が用意されたダイニングからちらりと店内も覗ける間取り。
そして店内といえば最近の海の家はおしゃれにも気を使っているのでウッドデッキ風やビーチチェアが多いがカイセイの店は異なる。
店内の床は木目板を利用しておらずレトロ風味を感じさせる砂床。
そして膝丈程度の段差に八畳程度の飲食スペースが配置されゴザが敷かれているので座敷的に座ってくつろぐことができるようになっている。
テーブルは2組分用意してあるだけなので、基本はテイクアウト中心と言っていいだろう。
すでに配置もしてあり後は開店のみという周到な準備。
そう、カイセイは店も魅せ方ひとつとっても自らの手で・・・そして気に入った女の躾も自らの手で拵えるのがこの男の好みなのだ。
早速のレスありがとうございます。
はい。予定の隙間等で見ても書き込むときはある程度没頭しないと書き込みしにくいのはとてもわかるので無理はなさらないでください。
ですが続きが気になって・・・と言っていただけるのがとても嬉しいです。
平常描写にも色気があるので何気ないやりとりなのに、実のところゆきのはこう感じている・・・がビンビンに伝わるのでゆっくりネチネチ虐めたい気持ちが膨らむばかりなので。
じっくり楽しめるペースでできればこちらとしてもありがたいので。
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