ドアが開かれた音に気が付き目を向けると出会ったとき同様、いやむしろそれ以上に力強い眼差しを携えたゆきのがいた・・・が。
「やぁ~! おはよう。ゆきの。ぐっすり眠れたようだねぇ・・・」
カイセイと目が合うと昨夜の事実が無意識にそうさせたのか、身体を強張らせ凛とした瞳が揺れていた。
昨夜のようなトーンを抑えた声ではなくむしろ出会った頃の爽やかさを感じさせるものに近い挨拶。
それは気を張っていたゆきのと違いカイセイにとっては平常運転だということを告げているようでもあった。
「ん~・・・今日の水着とエプロンもとぉっっても似合ってるねぇ・・・それじゃ~朝飯食おうか」
荷物もスマホも取り上げているにもかかわらずその事には触れず飄々とゆきのの服装を褒める。
それはあたかもやんちゃだった子犬が躾によっていうことをきくようになった事実を喜んでいるようにも感じられた。
ロングソファーは一つ。ゆえにカイセイは自身の隣を指し示した。
だが、その事実とは並行して丁寧に用意された朝食が若者受けするいわゆる優雅が雰囲気を演出していることも事実であった。
昨夜の余韻がゆきのにどういう変化を与えているのかがこちらに伝わる背徳感を味わえるような読ませる描写でゾクゾクしました。
描写に雰囲気があるのでエロい行動していなくてもというか、そうでないところで恥辱に震えるゆきのがむしろエロさを感じさせてくれるのが興奮しますね。
ご都合のよい、楽しめるタイミングで書き込みいただけれるだけで嬉しいですよ。
こちらは日中はある程度レスできるのですが夜が頻度下がると思います。
※元投稿はこちら >>